民主党をはじめとして、共産・社民両党、無所属の参議院議員が28日、参議院に「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を提出した。本法案は、三党共同での提出が2001年の第151国会から通算6回目。性的行為の強制について国が謝罪の意を表明すること、名誉等の回復のための措置を国が責任をもって講じること、などの内容となっており、民主党からは岡崎トミ子・円より子・千葉景子・和田ひろ子・齋藤勁各参議院議員が発議人となっている。
法案提出後、発議人は国会内で記者会見を開催。冒頭、岡崎参院議員が、被害者の皆さんが高齢化している現状を指摘し、内閣委員会での一刻も早い積極的な審議を求めた。円参院議員も、子どもたちの未来のためにも、問題全てをしっかりと解決していくのが政治家の責務だ、などと述べた。この会見には、千葉景子・神本美恵子両参院議員も同席した。
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