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2005/11/01
特別国会閉会日にあたって、街頭演説会と募金活動を実施
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第163特別国会閉会日にあたり、民主党は1日夕、都内の新橋駅前SL広場で街頭演説会を実施。前原誠司代表をはじめとする党所属の国会議員が、民主党の政策を訴え、党への支持を求めた。

 この日の街頭演説会には、司会を務めた笠浩史国民運動委員長のほか、逢坂誠二・鈴木克昌・泉健太・小川淳也・市村浩一郎各衆議院議員、榛葉賀津也・白眞勲・蓮舫各参議院議員が参加。また、パキスタン地震救援募金活動を行い、本格的な冬を迎える被災地の支援のために協力を呼びかけた。

 前原代表は街頭演説の中で、食品安全委員会のプリオン専門調査会による答申案に言及し、生後20カ月の牛について危険部位を除去するという前提条件が整えば、米国産牛肉が輸入再開される方向になると指摘。「人間の安全、食の安全は、政治がすべてにおいて優先順位を持って取り組まなければならない問題」だと述べた上で、「日本の基準を守らせることは、主権国家としても当たり前だ」と、全頭検査を行う業者からの輸入に限るべきとの見解を示した。

 日米同盟については、横須賀を母港とするキティホークの後継艦の問題や、横田基地の航空管制権の問題を取り上げ、考えをしっかりと言う「主体的な関係」が構築されていないと厳しく批判。安全確保を埒外にしないように徹底的に政府を国会の中で追及すると表明し、「日本として誇りが持てるような外交体制を確立するために、党派を超えて努力したい」と約した。

 前原代表はまた、「あたかも増税が規定路線のような話をしている」小泉内閣の新閣僚の発言にも触れ、公共事業や議員歳費の例を引いて「今の政府の中のムダづかいを徹底的に洗い直して、それを無くしていくことに、まず政治は全精力を傾注すべき」と強く主張した。その上で「我々が政権を取ったときの真剣さ、本気さが伝わるように国会で活動をしていく」と表明し、改革は進めてほしいが、与党の暴走は止めてほしいという国民の皆さんの思いを受け止める民主党へのいっそうの支持を求めた。

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