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2005/11/01
総選挙総括案を承認 国会内で常任幹事会を開催
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1日午前、国会内で第350回常任幹事会が開かれ、今後の日程などが提示されるとともに、総選挙総括案を承認した。

 会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下に行われ、冒頭前原誠司代表が挨拶した。代表は、小泉内閣の改造に触れ「記者会見を聞いていると様々な問題が噴出している。谷垣財務相は消費税増税を言い、麻生外相は靖国参拝を言っている。自民党の驕りが出てきている」と語り、新大臣の所信を求めるためにも臨時国会の早期召集を要請していくと述べた。最後に代表は、「常在戦場のつもりで頑張る」と決意を述べた。

 続いて鳩山由紀夫幹事長が報告し、公職選挙法違反の疑いで逮捕された計屋圭宏前衆議院議員からの離党届を受けて、衆議院比例名簿からの削除を行うこと、倫理委員会から田村秀昭参院議員および小林憲司前衆院議員に対する常任幹事会の除籍処分について、相当であるとの答申を得たと述べた。

 野田佳彦国会対策委員長から、イラクへの自衛隊派遣の期限切れや米国産牛肉の輸入などの問題に対応するため、早期に臨時国会を開催するよう衆院議長に申し入れるとの報告があった。

 平田健二参議院国対委員長からは、参院においても臨時国会早期開催を求めて参院議長への申し入れを行うとの報告があった。

 松本剛明政策調査会長から、次の内閣において教育の地方分権案を決定したこと、新たに民主党のシンクタンクとして「公共政策プラットフォーム」を設立し、12月10日に設立記念シンポジウムを開催すること、重点的政策課題について総合的・戦略的・機動的な取り組みを行うために「総合政策企画会議」を設置すること、が報告された。

 次に、報告・承認事項に移り、幹事長より来年度の活動方針案および予算の策定作業は機構改革を前提として行うこと、都道府県連政治スクールの運営に対する支援などが報告され、承認された。

 山岡賢次党大会実行委員長(副代表)より、党大会の内容および期日が12月16〜17日となったことなどが報告され、承認された。

 次に協議事項に移り、幹事長より「第44回衆議院総選挙総括案」が提起され、玄葉光一郎幹事長代理が内容を説明した。引き続き、活発な質疑が行われた後、同案は承認され、本日の両院議員懇談会にかけられることとなった。

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