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2005/11/01
国会内で代議士会を開催 前原代表・鳩山幹事長が挨拶
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1日午後、衆議院本会議を前に、民主党・無所属クラブの代議士会が国会内で開催され、前原誠司代表らが特別国会の会期末を迎えての挨拶を行った。

 野田佳彦国会対策委員長は、対案を示し堂々と審議する形で臨んだ特別国会について、19案件について提案・対案を出し、存在感が示せるものがあったとの認識を示した。また「対案を出すものと徹底追及のものと、しっかりとメリハリをつけるために、事前に十分戦略を練る必要性を改めて感じた」と指摘。委員長招待や議員年金の問題など、足元の改革から取り組んだほか、共謀罪の成立を三度はばむなど、各委員会で精力的な追及が行われたことを評価した。

 鳩山由紀夫幹事長は「特別国会が閉じるが、まだまだ戦いは終わったわけではない」と指摘。「党再生の努力を今日から大きく開始していただきたい」として、正念場という思いで、国民の皆さんの声を伝えるために取り組み、政権交代への流れを作り出すよう求めた。

 前原代表は、対案路線に呼応しての各議員の取り組みに感謝の意を表すとともに「選択と集中、どれに民主党がこだわりをもって与党とはげしく対峙していくか考えねばならない。与党が取り上げない問題については、むしろこちら側から提案をしていくという姿勢で臨んでいきたい」と、改めて協力を求めた。

 前原代表はまた、昨日の内閣改造にも言及。人事がほぼ固まった段階で記者団にコメントをした後、新閣僚の記者会見を聞き、「極めて問題。国会を開いてしっかりと追及していかねばならないと改めて感じた」と表明。輸入牛肉の安全性の問題や、キティホークの後継に原子力空母が配備される問題などを挙げ、「結論が先にあり、それにいかに合わせるか」という主体性を欠く政府の姿勢を厳しく批判。「来年まで議論の場が無い状態を放ってはならない」と、臨時国会の開催に向けた土台作りに全力を挙げる姿勢を示した。

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