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2003/07/22
【参院外防委】効果も望めない自衛隊派遣は見直しを
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イラク特措法案を審議中の参議院外交防衛委員会で22日、民主党・新緑風会の広中和歌子、齋藤勁、若林秀樹各議員が質問に立った。
 
 広中議員はイラク攻撃への政府の支持決定プロセスを質したが、福田官房長官は「閣議で決めた」とだけ答弁。また新法による自衛隊派遣について広中議員は、米国の要請を受けたもので現地ニーズに即さないと指弾。治安情勢悪化の中での自衛隊派遣は中止すべきと主張した。

 さらに、イラク人による統治評議会メンバーの約半数が海外からの帰還者である点を取り上げ、イラク国民の支持を得るためにも米英の影響が及ばない統治評議会の権限を担保すべきだと指摘した。

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