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2003/07/25
【参院本会議】野党抗議の中、イラク特措法案を可決
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参議院本会議が25日深夜開かれ、26日未明、イラク特措法案が与党の賛成多数で可決、成立した。
 
 採決に先立って民主党の若林秀樹議員が反対討論に立った。若林議員は冒頭、「暴力による委員会の強行採決であったことを強く訴える」とし、「自衛隊員、ご家族の立場に立って真剣に考えていただきたい。この法案がイラクの復興支援に役立ち、自衛隊の皆さんが本当に安全に任務を果たすことができるのか。この法案で自衛隊員が日本を代表し、胸を張って本当に活躍できる内容になっているのか」と全議員に問いかけた。その上で若林議員は、この法案は「平和と安定の道を歩んできた日本外交を正反対に転換させかねない欠陥法案」と断じ、反対を強く訴えた。
 
 本会議では、まず外交防衛委員会で職権により法案の質疑終局と採決を強行した松村龍二委員長に対して野党4党が共同で提出した解任決議案が議題となり、民主党の齋藤勁議員が趣旨説明、若林秀樹議員が賛成討論に立ったが、賛成少数で否決された。

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