第156回通常国会が閉会した28日、民主党は党本部で両院議員懇談会を開き、190日間の会期を通じた取り組みを振り返るとともに、今後は秋に予想される総選挙の勝利に向けて一丸となって奮闘する決意をうち固めた。
懇談会の冒頭に挨拶に立った菅直人代表は、通常国会への取り組みについて「重要政策に対しては明確な対案を示し、しっかりした取り組みができた」と総括。また自由党との合併方針についても、「野党第一党として政権交代の可能性をもっとも高い形で示さねば、という共通の危機感を背景にして、党として素早い行動がとれた」と評価し、10月解散−11月総選挙に向けて強固な体制をつくりたい、と決意を述べた。
また、両院議員懇談会に続いて選挙対策本部主催の議員懇談会が行われ、総選挙のコミュニケーション戦略をめぐる議論が交わされた。
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