民主党の岡田克也幹事長は30日、山口県で開かれた次期総選挙予定候補者との政策集会に参加し、熱弁を振るった。
岡田幹事長は、まず山口市に入り、山口1区の大泉博子予定候補者(前山口県副知事)とともに政策集会に参加。約250人の支持者の前で、「この2年半の間、何も成果がないことが明白。総裁選に勝つということしか考えていない」と小泉政治を厳しく批判した上で、「経験豊富な方が日本の未来を考え、この国を変えていくと決断された」と述べ、大泉予定候補への支援を訴えた。
続いて宇部市に入った岡田幹事長は、山口3区の岩本晋予定候補者と政策集会を行い、150人を超える支持者を前に、まず小泉内閣のイラク支援問題への対応を批判。「米国の後方支援ではなく、イラク国民のために何をすべきかを一番に考えるべき」と指摘した。その上で「保守が強いとされる山口でも皆さん一人ひとりの想いで政治を変えられる」と述べ、岩本予定候補者への支援を訴えた。
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