トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/07/12
「我々は政権交代の重い責任を負った」参院選大勢うけ岡田代表
記事を印刷する



 民主党の岡田克也代表は参議院選挙の大勢が判明した12日午前1時、党本部で記者会見し、「われわれは大きな責任を負った。今回の選挙を弾みに、次期総選挙で政権交代し、国民の手に政治を取り戻す」と表明。政権交代へのステップとして位置付けた今回の選挙の獲得目標は達成されたとの認識を示すとともに、政権交代への準備、総選挙準備を急ぐことも明らかにした。

 選挙の結果について岡田代表は「欲を言えばきりがないが、期待した結果を国民の皆さんに出していただいた。特に1人区で推薦も含めれば13対14と、自民党と互角に戦えた。山形、山口、香川、徳島など女性を擁立したところでもう1歩足りなかったが、子育て中の女性候補などが頑張った。地殻変動が起きている。もっと女性を擁立してきたい」と女性候補の頑張りを評価した。

 最大の争点だった年金法については「他の野党とも相談し、撤回法案を提出する。国民の立場に立って最善の結果を出す」と明言し、10月からの実施を阻む考えを示した。

 岡田代表はまた、こうした結果を受けて「私がまとめたマニフェストを掲げて、支持をいただいたので、代表選挙に出て政権交代に向けて努力し、邁進していかなけばならない」と述べ、9月の民主党代表選への出馬を明らかにした。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.