民主党『次の内閣』(ネクストキャビネット)は26日、党本部内で参院選後初となる閣議を開き、「04年年金改正法廃止法案」(仮称)の要綱(案)を了承した。
この年金改正法廃止法案は(1)参院選で国民に否決された一連の年金改正法を廃止する(2)但し、一部適当と認められる改正項目については廃止の除外として復活させる(3)基礎年金国庫負担比率引き上げや、社会保険庁廃止は速やかに実施する(4)政府は、社会保障全般の検討を行い、その結果を踏まえて平成18年度末までに公的年金の一元化を実施する――等の内容。また、国会議員互助年金についても廃止方針を規定している。
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