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2004/07/26
党拉致問題対策本部が被害者家族連絡会と懇談
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 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会と民主党拉致問題対策本部との懇談会が26日午後党本部でもたれ、10人の不明者、特定失踪者、国交正常化交渉などをめぐって意見交換した。

 岡田克也民主党代表は、27日からの訪米にあたって、家族会からの要望をお聞きしたいとして「拉致問題がおざなりにならないようにしていきたい。このまま何の進展もないまま、国交正常化交渉に入っていいのか、疑問に思っている」とあいさつした。

 横田滋家族会代表は「この問題では与野党はない。拉致問題は2国間の問題ではあるが、国際的支援が必要。代表からも口添えを」とあいさつ。飯塚繁雄副代表は「小泉さんの態度に少し懸念をもっている。正常化を急ぐ余り、強いカードを簡単に切ってしまった」と政府の対応に疑問を呈した。

 懇談会では岡田代表の訪米に際し、家族会側からの資料提供、今後の党としての取り組みも話し合われ、増元照明事務局次長から「この問題で日本は(北朝鮮に)抗議していない。民主党として抗議を」との要望が出された。

 懇談会には、民主党から岡田代表、藤田幸久国際局長、中川正春対策本部事務総長、渡辺周同事務局次長、松原仁同事務局次長、家族会から横田代表、早紀江夫人、飯塚副代表、増元事務局次長が出席した。

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