トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/07/31
NPO政策・予算ヒアリングを京都で開催
記事を印刷する



 民主党京都府連NPO局は31日、京都市内にて「2004年度NPO政策・予算公開ヒアリング」を開催した。本ヒアリングには、福山哲郎参議院議員(党京都府連会長)、若井康彦衆議院議員(党NPO局長)、泉健太衆議院議員や多くの地元地方自治体議員に加えて、NPO推進ネット専務理事で中央大学研究開発機構教授の高比良正司さん、きょうとNPOセンター本部事業部長の西田洋之さん、京都府・京都市の担当者らが出席。悪天候下にもかかわらず多くの関係者が会場に詰めかけた。

 隠塚功京都府連NPO局長(京都市議会議員)の司会の下、若井NPO局長がまず挨拶に立ち、本ヒアリングが行政と市民の協働という観点からも非常に有意義である点を指摘。高比良専務理事からは、これまでも全国・地方レベルで行われてきたヒアリングの結果も踏まえ、平成16年度NPO関連予算について多くの論点が提起された。京都府・京都市の担当者からのヒアリングの後、西田事業部長も、京都におけるNPOと行政の協働のルールづくりの重要性を指摘した。

 会場からも活発な質問が出て議論は白熱したが、特に問題となったのが、国レベルで多くのNPO関連予算が組まれているにもかかわらず、それが各NPOにも地方自治体にも十分に情報伝達されていないという問題。その解決のため、政治の果たす役割の重要性についても指摘が相次いだ。また公益法人改革に関連して、NPO税制を含めた現在の政府の動向についても議論が行われた。

 最後に福山参院議員が挨拶に立ち、「民主党は、NPOをはじめとした地域の皆さんの切実な声をしっかり受け止めることのできる政党にならなければならない」と決意を述べて、本ヒアリングを締めくくった。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.