民主党『次の内閣』は15日午後、国会内で閣議を開催し、平成18年度民主党予算案の策定にあたって各部門からの報告を受けるなど、活発な議論を展開した。
閣議の冒頭、挨拶に立った前原誠司ネクスト総理大臣(代表)はまず、紀宮さまと黒田慶樹さんのご結婚について、「皆さん方と一緒にお喜び申し上げたい」とし、「是非、幸せな家庭を築いていただきたい」と心からの祝意を表した。
また、ブッシュ大統領来日についても前原ネクスト総理は触れ、この来日にあわせるように、安全性についての疑問が消えない米国産牛肉の輸入を再開する動きがあることについて、「お土産を渡す形」の外交姿勢を批判。国民をないがしろにした姿勢が「日米同盟を将来的に崩すことになる」として、強い危惧の念を表明した。米軍基地移転問題についても、「地元への説明・手順が著しく欠けている」とし、「国民不在で合意をすることについての問題点」をしっかり質していくためにも、『次の内閣』閣議での活発な議論を呼びかけた。
続いて閣議では、厚生労働、子ども政策/男女共同参画/人権・消費者問題、経済産業、文部科学、外務、防衛、国土交通、内閣、農林水産、総務、環境、財務、金融などの各部門から、平成18年度民主党予算案の策定にあたり、担当のネクスト大臣らがこれまでの部門会議内の検討・議論の状況等について報告を行い、出席者間で活発な議論が行われた。
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