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2005/11/22
衆議院第一次内定候補者を決定 党本部で常任幹事会開催
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 22日午前、党本部において第353回常任幹事会が開催され、党機構改革案が最終報告されるとともに、衆議院第一次公認内定候補者が決定された。

 会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下に行われ、冒頭に前原誠司代表が挨拶。前原代表は、本日、第一次公認内定を発表することができると述べ、鳩山由紀夫幹事長および玄葉光一郎同代理、安住淳選挙対策委員長および武正公一同代理の労をねぎらった。また前原代表は、昨日、中野寛成前衆議院副議長と長時間にわたり落選議員の心境を含めて語り合ったことに触れ、本日の公認内定は落選議員などの不安をなくすためのものであると述べるとともに、総選挙に向けての常在戦場の心構えを強調した。また前原代表は、千葉県の設計事務所による建築物の構造計算の不正問題を取り上げ、これが氷山の一角であるかもしれないとの問題意識の下に、調査チームをつくり、不正を許さない姿勢で臨むと語った。

 続いて鳩山幹事長が報告を行い、訂正箇所を示しつつ、党機構改革案の最終案を報告した。また、候補者選定基準などの説明のために、12月1日午後、党本部において両院議員懇談会を行うことを報告した。野田佳彦国会対策委員長は、臨時国会召集要請に対する反応がないことを報告し、状況を見つつ閉会中審査の要求も行っていくと述べた。松本剛明政策調査会長は、『次の内閣』において、政府の概算要求も検討しつつ、民主党独自の予算案の論議を行っていること、建築確認の不正取得問題については調査を行うこと、公務員制度問題についても論議を深めていくことを報告した。党機構改革を中心として活発な論議が行われた後、報告事項は終了した。

 次に、報告・承認事項に移り、安住選対委員長より、衆議院の第一次公認内定者が報告された。安住選対委員長は、今回の公認内定者は先の常幹で決定された「候補者選定基準」にもとづいて選定されたこと、その内訳は元・前職35名、新人19名であることなどを説明した。選定基準の運用や落選者への配慮などをめぐって論議が行われた後、第一次公認内定は承認された。また安住選対委員長からは、福島県議会議員補選における候補者の公認および長崎県議会議員補選における候補者の推薦が報告され、承認された。続いて平野博文総務局長より、都道府県連および総支部の収支報告に対する外部監査の実施要領が報告され、承認された。

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