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2005/10/05
【参院予算委】山根議員、小泉首相の政治姿勢等を追及
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山根隆治参議院議員が5日の参議院予算委員会で、オリンピック誘致やNHK新生プランなどについて質問した。

 まず山根議員は、一部の新聞紙上に、「小泉純一郎選曲」といううたい文句でイタリア映画音楽作曲家のエンリオ・モリコーネ氏のCD広告が掲載されたことを取り上げ、「一国の首相が一民間企業の売り上げに協力するのはいかがなものか」と批判。細田官房長官に事実関係の確認を求めた。

 続いて山根議員は、過去に日本で開催された3つのオリンピックを例にひき、「五輪誘致は政府の全面的なバックアップが不可欠」と主張。また、オリンピックとパラリンピックとの同時開催や、リレー種目など同一種目での健常者と障がい者が一緒に競技するなど、「日本らしい和の心を特色としてどうか」などと提案した。

 またNHKが9月に発表した新生プランで、視聴料未納者に対して民事手続きをとることを打ち出した点を取り上げ、「簡易裁判所の督促はサラ金関係で年間50万件ある。ここにNHKが加わればかなりの負担になることは留意して欲しい」と、慎重な対応を求めた。

 さらに、視聴料の収納に携わっている地域スタッフの報酬に消費税が内税で含まれていることについて、山根議員は「現場のスタッフから説明がないとのクレームが出ている。平成9年に税率が3%から5%に上がったときにもいっさい説明がなかった」として、NHKに対して説明資料の提出を求めた。

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