前原誠司代表は11日午前、国会内で連合の高木剛会長、古賀伸明事務局長らを迎え、新任の挨拶を受けるとともに、話し合いを行った。民主党からは鳩山由紀夫幹事長、平野博文総務局長、細野豪志役員室長、松本剛明政策調査会長、玄葉光一郎幹事長代理、平田健二参議院国会対策委員長、加藤敏幸参院議員らが同席した。
民主党と連合との関係がマスコミ等で取り沙汰されている点について、双方から言及があり、高木会長から「従来以上に協力していきたい」との考えが示されたのに対し、前原代表は「働く人の(立場を代弁する)民主党の姿勢は変わりない」と改めて表明。緊密な連携をとって協力していくことを確認した。
また、公務員制度改革など重要な個別政策については『次の内閣』担当閣僚や連合担当幹部など、それぞれの状況に応じた協議の場を設けるとの提案が松本政調会長から出され、双方で合意した。玄葉幹事長代理からはそれほど遅くない時期に衆院選第一次公認候補を決定するとの報告が出され、連携していくことが確認された。
さらに、鳩山幹事長、玄葉幹事長代理らからは、参院神奈川補選への支援の要請があった。
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