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2005/10/13
前原代表、ローレス米国防省副次官との会談について語る
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前原誠司代表は13日午後、国会内で記者団の質問に答え、来日したリチャード・ローレス米国防省副次官と、沖縄県名護市の米軍普天間飛行場の移設先について会談したことを明らかにした。

 会談の中で、前原代表は、米国が「シュワブ陸上案」を取れないのであれば、キャンプ・シュワブ沿岸の兵舎地区への建設も含めて、代替案を考えるべきだと指摘。また、嘉手納南部の返還、海兵隊司令部のグアム移転、辺野古沖の代替施設の問題を「パッケージ」とせず、切り離しを明確にした上で具体的な話を進めたほうが良いと伝えた。

 さらに前原代表は、F15戦闘機を嘉手納基地に配備し、航空自衛隊と米軍で共同使用するとの案に言及。訓練の移転の主眼は、嘉手納の騒音公害を減らすことであり、嘉手納町や沖縄県の意向を踏まえて慎重にすべきとの見解を示した。

 辺野古沖について、前原代表は「美ら(ちゅら)ということばがぴったりだ。浅瀬を埋め立て、あの場所に基地が出来るのは想像しがたい。無粋な感じがする」と述べ、ローレス副次官に、できる限り海岸を埋め立てない方法の検討を求めたと語った。

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