民主党の岡田克也代表は5日、衆議院本会議で改正年金法廃止法案が否決されたことを受けて記者団の質問に答え、「政府与党の姿勢に激しい怒りを覚える」と強い口調で述べるとともに、国会閉会後、ただちに全国で街頭に出て年金法施行を許さないよう国民に訴えていくことを明らかにした。
岡田代表は、「参院選で示された民意、7〜8割の国民が改正年金法は一から議論し直すべきだと考えていることが示されたにもかかわらず、何ら反省もなく、応えようともせず、廃止法案をたった1日の審議で葬り去った。この政府与党の姿勢に激しい怒りを覚える。国会は今週で終わるが、われわれは国民の怒りを背景に街頭に出て、次の国会まで年金改悪法の施行を許さぬよう国民に訴えていく」と厳しい表情で語った。
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