トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/08/28
富山で年金演説会・懇談会を開催
記事を印刷する



 民主党が全国で展開している年金改革全国キャラバンの一環として、28日、富山市内で年金改革地域懇談会と街頭演説会が相次いで開催された。今回のキャラバンには仙谷由人政策調査会長に加えて、富山県選出の村井宗明衆議院議員、広野ただし参議院議員らが参加した。

 富山市内での年金改革地域懇談会で仙谷政調会長は、「40年後には現実に働いている人の数と65歳以上の人の数がほぼ同じになると言われている。今、政府・与党が示している制度では、どう考えても無理がある」と断じた上で、「無理を承知で取りあえずしのごうというのが政府・与党の姿勢だが、その中途半端さが参院選で国民に見抜かれた」と指摘。年金改革に臨む民主党の姿勢を説明しつつ、「思い切った制度改革は、従来と違う考えを持った政治勢力こそ可能なのであって、現在の路線の延長上ではできない」と、政権交代の必要性を参加者に力強く訴えた。

 懇談会後、夕方には富山駅前で街頭演説会も開催。新しく党富山県連代表に就任した村井宗明衆議院議員が「まっすぐにひたむきに、国民の皆さん、富山県民の皆さんのために努力していく」と決意を披露。仙谷政調会長も民主党の年金改革案に改めて触れながら、「政府・与党が『改革』と称する『改悪』を、断じて認めるわけにはいかない。今の仕組みでは年金制度が成り立たなくなることは明らかだ」と強調。広野ただし参院議員も、「政府・与党は、自らが示した年金改革への、大多数の国民の反対の声にフタをしようとしているが、そうはいかない」と指摘、「民主党は、年金制度改革のためにもう一度きちんと議論しようと呼びかけ、まっすぐな気持ちで取り組んでいる」と訴えた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.