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2005/03/04
川端幹事長が定例記者会見 島村農水相発言は看過できない
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 川端達夫幹事長は4日午後、党本部で定例の記者会見を行った。

 冒頭、川端幹事長は、3日から参議院予算委員会で開始された、平成17年度政府予算案質疑に言及。「構造改革には手をつけずに国民に負担増を強いる」「ビジョンも希望もない」政府案に対して、政権への意気込みと、政権を獲得した際の政治の姿をしっかりと提示し、議論に努めたいと川端幹事長は語った。

 続いて川端幹事長は、島村宜伸農水相がBSE(牛海綿状脳症)対策の見直しに関連して「全頭検査は世界の非常識」などと述べ、3日の参院予算委員会で福山哲郎議員に追及されて発言を事実上撤回した問題を取り上げた。川端幹事長は「農水相の立場にあるとの認識が欠けており、看過できない」とし、食品安全委員会などで国民の食と安全を守るための議論と施策が行われている中、圧力をかけたと受け止められかねない発言だと指摘。鮫島宗明『次の内閣』ネクスト農林水産大臣を中心に、引き続き民主党はこの問題について活動する、と語った。

 また、記者から政治とカネの問題について問われた川端幹事長は、「真剣に国民の政治不信を解こうという真剣な思いが、政府には欠如している」と述べ、証人喚問の実現とあわせ、迂回献金や政策活動費などの見直しを含めた法改正を推し進めたいとの認識を示した。

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