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2005/03/05
「中小企業パワーミーティング」を但馬(兵庫県城崎郡)で開催
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 民主党中小企業局は5日、兵庫県城崎郡日高町で「中小企業パワーミーティング」を開催。但馬地域で事業を営む中小経営者など約250人が参加した。「中小企業パワーミーティング」は、民主党の中小企業政策を幅広く衆知するとともに、全国の中小企業関係者から直接意見を聞いて、党の中小企業政策に反映させることを狙いとした企画で、2005年の開催は今回が皮切りとなる。

 まず冒頭、主催者を代表して樽床伸二団体交流委員長から挨拶があり、政権獲得へのビジョンが語られた。続いて海江田万里『次の内閣』ネクスト経済産業大臣、三井辨雄中小企業局長から、民主党の中小企業政策の考え方について講演が行われ、民主党版中小企業金融政策、地方分権・地方主権の帰着としての現場に密着した地域経済対策、更に、社会保障制度改革により将来不安を解消して景気回復を図っていくプランなどが示された。また、地元選出の梶原康弘衆議院議員からは、民主党農林漁業再生プランの説明がなされた。

 パワーミーティング後半には、地元経済界を代表して尾畑信行・豊岡鞄協会長、飯田敏之・城崎温泉観光協会長、南孝夫・全但バス取締役運輸部長も参加。伊賀央豊岡市議会議員の司会の下、ディスカッション形式での意見交換が行われた。議論のテーマは、台風23号に関する政府対応の問題、報道風評被害の問題、社会保険庁改革、運輸規制緩和など多岐に渡った。更に会場の参加者から、河川管理の所轄問題、日歯連疑惑、民主党の将来ビジョンについて等、多数の意見が寄せられた。

 白熱した議論が続いたためパワーミーティングは当初予定していた終了時間を1時間も延長して行われ、最後に中村茂兵庫県議会議員の閉会挨拶を経て、大盛況のうちに幕を閉じた。

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