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2005/03/15
マラッカ海峡で誘拐された3名の無事救出を期待 岡田代表が会見で
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 岡田克也代表は15日、党本部で定例の記者会見を開いた。

 岡田代表は冒頭、マラッカ海峡での海賊による日本船舶襲撃事件について、「党としても重大な関心を持って見守っている」と述べ、日本人2名を含む誘拐された3名の無事救出を心から期待し、党としても、でき得ることは政府に対して協力していきたいとした。更に岡田代表は、海峡の安全な通行確保のため、国際社会が協力する仕組みの必要性を、今回の事件は認識させたとの見解を示した。

 次に岡田代表は、衆院総務委員会で同日実施されている平成17年度NHK予算案の審議に関連して、「(予算案への)賛成はかなり難しい」と述べ、受信料の不払いが続く現状について、「しっかり改革して信頼を取り戻す努力が足りないと、かなりの国民がみなしている」ことの現われだと指摘した。一視聴者として一部の番組の内容に一定の評価をしていると語った岡田代表は、政治との関係についても、「一定の独立性が確保されるような自己改革を求めたい」と語った。

 岡田代表はまた、15日午前中に、ロシュコフ駐日ロシア大使の表敬訪問を受けて、意見交換を行った際、「交渉にまったくならない」状態と大使から発言があったと述べた。岡田代表は、小泉首相の意思が外務省に対して示されなければ動きようがないという趣旨だと大使の発言を分析したうえで、平和条約の問題・領土問題について、日ロ間で具体的な話し合いが持たれていないという印象を受けたと語り、リーダーシップのあるプーチン大統領がトップにいるチャンスを活かすべきだとの見解を示した。

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