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2005/03/17
仙谷政調会長、市民がつくる政策調査会の記念フォーラムで挨拶
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 仙谷由人政策調査会長は17日午後、国会内で開催された「市民がつくる政策調査会・総会記念フォーラム」で挨拶を行った。

 「日本発!『外国籍市民』の現状(いま)−国際的大交流時代における『外国籍市民』との共生とは−」と題された本フォーラムの開催にあたっての挨拶で仙谷政調会長は、まず「市民政策調査会の日頃の活動に敬意を表し、感謝申し上げたい」として、「市民的な目線・観点から、様々な問題を丁寧に取り上げていただいてきた」と、市民がつくる政策調査会の数々の成果を強調し感謝の念を表明。仙谷政調会長が弁護士になって初めて担当した、在日韓国人の方の権利をめぐる就職差別裁判を振り返り、外国籍市民の現状について取り上げた今回のテーマについて、「個人的にはきわめて感慨深い」と述べた。

 また、仙谷政調会長は、民主党内に外国人の人権と国籍問題に関するプロジェクトチームを設置し、難民の保護に関する法律に関する議論や入管行政の実態のチェックなどを行っていることも紹介し、「今後も色々とご指導いただきたい」と述べて挨拶を締めくくった。

 本フォーラムでは、難民の滞在権、外国籍児童の学習権など7つのテーマにわたってそれぞれ報告と意見交換が行われ、民主党からも佐々木秀典・原口一博・鈴木康友・稲見哲男・奥田建各衆議院議員も参加して、活発な議論が行われた。

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