トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2005/03/18
鉢呂国対委員長、小泉外交の行き詰まりを記者会見で指摘
記事を印刷する

 鉢呂吉雄国会対策委員長は18日、国会内で記者会見し、中国・ロシア・北朝鮮・韓国などとの間で抱える外交問題を取り上げ、「(決着への道筋を見出せない)小泉政権は、限界に達していると言わざるを得ない」とコメントした。

 鉢呂国対委員長は、外交上の諸課題に関しては、「まさに日本は孤立状態」と憂慮の念を示し、ライス米国国務長官が来日して行われる米国産牛肉輸入再開問題の協議については、「圧力をかければ譲歩するというような対応が見られる」と批判した。

 また、鉢呂国対委員長は、政治とカネの問題に関して橋本元首相らの証人喚問を要求している件について、「予算成立までに今国会で(証人喚問の)メドを立てると合意している」と確認し、予算成立の方向がある中で、「実現に向けて更なる与党側への要求を高めていきたい」とした。

 会見の最後に、鉢呂国対委員長は、年金制度の抜本改革の問題を取り上げ、17日の民主・自民・公明三党の国会対策委員長、幹事長代理による会合での協議内容について、与党側への提案をあらためて説明し、「国会決議を踏まえた、国会の場での協議も含めて、民主党が主導権を持った対応をしたい」と、次回23日の協議に臨む姿勢を表明した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.