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2005/03/19
「包容力ある政治の実現を」平田総支部長、菅前代表らと街頭で訴え
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 昨年12月以来、平田まさのり民主党福岡県第2区総支部長が「街かどトークラリー1000」と銘打って行ってきた福岡市内各地での街頭演説会が、19日、通算1000回目を迎えた。駆けつけた菅直人前代表・『次の内閣』ネクスト国土交通大臣(衆議院議員)ら多くの議員とともに、平田総支部長はこの日も各地で、民主党の理念・政策を力強く聴衆に訴えた。

 通算999回目の街頭演説は、19日午後、福岡市内の天神ツインタワービル前で行われた。平田総支部長は道行く人々に、「政治の赤信号は、待っていても変わらない」などと呼びかけ、自らのこれまでの体験も交え、介護制度・年金制度など社会保障制度の改革を、国民の目線から行う必要性を訴えた。

 応援に駆けつけた蓮舫参議院議員も、通りかかった子連れの母親らの握手の求めに応じながら演説。「次の世代にどんな政治を残していくべきか、皆さんの思いを注ぎ込んでいただきたい」などと力強く訴えるとともに、少子高齢化社会を迎えた今の日本で、子ども・子育て支援の重要性を訴えた。

 場所を西鉄大橋駅前に移しての通算1000回目の街頭演説には、多くの聴衆が詰めかける中、菅直人前代表・ネクスト国交相をはじめとして多くの国会議員が応援に駆けつけた。藤田一枝衆院議員の司会の下、次々と国会議員が演説を行った後、平田総支部長が演説。平田総支部長は、1000回に及んだ街頭演説について、「毎日皆さんと対話する中で、色々なことを学んだ」とし、多くの人々から聞いた話を次々に挙げながら、「皆さんの声に耳を傾ける大切さ、人の心をつなぐ大切さ」を改めて強調。「人の心を集めて大きなうねりをつくり、時代を動かし、政治を動かしていきたい」との平田総支部長の力強い決意の披露には、聴衆からは大きな拍手が起こった。

 続いて、会場に駆けつけてマイクを握った菅議員は、1000回にも及ぶ街頭演説を、修行にも例え、「平田さん自身が新しい経験をし、皆さんとの新しい関係を結んできた、その記念すべき日だ」と述べた上で、「何でもかんでも強い者が生き残り、弱い者は追いやられていく社会ではなく、弱い立場にある人たちが元気になるように、日本を変えていこう」と呼びかけた。また、小泉・自民党政権のやったこととして道路公団問題を例に挙げ、「民営化という名の下に、結局、天下り先として存続している」と批判。政権交代の必要性を強調しながら、その天王山が「福岡と宮城の補欠選挙だ」と指摘した。そして菅議員は、「次の総選挙で必ず政権交代を成し遂げ、民主党による、国民のための政権をつくる」と力強く宣言して、演説を締めくくった。

 この西鉄大橋駅前の街頭演説会には、菅・藤田両衆院議員のほかに、松本龍(党県連代表)・小宮山泰子・楠田大蔵各衆院議員、神本美恵子・島田ちやこ・蓮舫各参院議員も参加し、それぞれ力強い訴えを行った。

 事務所に戻り、関係者から1000回達成を祝福された平田総支部長は、「1000回は単なる通過点で、目標ではない」とスタッフを沸かせ、早速、1001回目の街頭演説会を福岡市天神のソラリアステージ前で敢行。

 ここでも続々と集まった聴衆を前に、参加した各国会議員らの演説の後を受けて平田総支部長が演説を行った。平田総支部長は、「フェアな社会を実現させるため、政治の門を叩いた」ことを改めて述べるとともに、人と人とのつながりを大事にする政治の重要性を指摘。「包容力のある政治の実現を」と訴えて、大きな拍手を浴びた。

 続いて菅議員も演説。菅議員は、「今の日本はここままではおかしくなってしまう、と危機感をもって色々な人が民主党に集まってきてくれている」とした上で、社会保険庁の問題を具体的に取り上げて、官僚に依存する自民党では決して日本を変えることはできないことを厳しく指摘。首相と大臣と与党が一体となれば、様々な改革を断行できることを強調して、政権交代実現の必要性を力強く訴えた。更に菅議員は、「株主である皆さん国民の手で、誰をわが国の経営者にするのか考え、経営者を変えていこう」と訴え、「民主党の仲間とともに、必ず改革を成し遂げる」と訴えて大きな拍手を浴び、演説を締めくくった。

 ソラリアステージ前の街頭演説会には、司会の藤田衆院議員のほかに、小宮山・楠田各衆院議員、神本・蓮舫各参院議員も参加し、演説を行った。

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