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2005/03/27
岡田代表ら民主党視察団 福岡県西方沖地震の被災地を視察
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 岡田克也代表は27日、20日午前に発生した福岡県西方沖地震により、避難生活を送る被災者の皆さんをお見舞いするとともに、島内の家屋等に大きな被害が発生し、全島避難を余儀なくされた玄界島などの被災地を視察した。

 岡田代表ら一行は、船上で山野福岡副市長の説明を受けた後、島への立ち入りが制限されている玄界島を訪れ、地震により崩落寸前の家屋や地割れの起きた港湾施設などを回り、その被害の大きさを目の当たりにした。更に、現地対策本部で状況の報告や要望を受けた岡田代表は、「災害の復興に与党も野党もない。制度上の問題があれば制度をつくればいい。しっかりとした生活再建ができるよう、これからも努力をしていく」と1日も早い復興に全力を尽くす旨を語った。また、21日に現地入りをしていた地元福岡3区選出の藤田一枝衆議院議員も、「以前に何度も足を運ばせていただいていた。何とかしっかり再建できるようにがんばっていく」と、目に涙を浮かべながら島の再建に最大限の努力をする決意を述べた。

 次に岡田代表らは、西浦漁港や志賀島を相次いで訪れ、現地対策本部の関係者らの案内で、現地避難所や家屋の損壊状況、がけ崩れにより通行止めになっている道路などを精力的に視察して回った。

 最後に一行は、最大の被害を受けた玄界島の島民の皆さんの多くが避難している九州電力記念体育館を訪問。岡田代表らは、時間が許す限り被災者の皆さん一人ひとりに声をかけ激励するとともに、民主党としてもできる限りのことをしていくと約束した。

 今回の視察について記者団の質問に答えた岡田代表は、「現地を直接見るのと、メディアを通して見るのでは被害の大きさがまったく違う。玄界島は想像以上だった」と直接現場を視察することの重要性を強調。「政府と協力していくことは当然だが、その尻をたたいて、民主党としてできる限り努力をしていく」などと語った。

 なお27日の視察には、松本龍・藤田一枝・津村啓介各衆院議員、神本美恵子参議院議員が同行した。

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