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2005/03/28
鳩山党拉致問題対策本部長ら、脱北日本人妻の皆さんと懇談行う
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 党拉致問題対策本部は28日、北朝鮮帰国者の声明と人権を守る会・北朝鮮難民基金・RENK等からの要請を受け、国会内で脱北日本人妻の皆さんと懇談を行った。民主党側からは、鳩山由紀夫拉致問題対策本部本部長、中川正春同事務総長が出席。民主党が提出した「北朝鮮に係る人権侵害の救済に関する法律案」などを中心に意見交換を行った。

 懇談の冒頭、北朝鮮帰国者の声明と人権を守る会の山田文明代表より、「北朝鮮人権被害者救済法制定に関するお願い」と題された要請文が、鳩山本部長に手渡された。続いて鳩山本部長が挨拶し、「大変な思いで、今日この場においでいただいた」ことに謝意を表するとともに、北朝鮮との間では拉致問題とともに、脱北者保護の問題も重要であることを改めて強調。民主党が提出している北朝鮮人権侵害救済法案の成立に向け、全力で努力していく意向を表明し、法案の内容も含めて、「遠慮なくお話をいただければ大変ありがたい」と語りかけた。

 脱北者の皆さんからは、家族を北朝鮮に残してきた事情なども踏まえながら、北朝鮮国内での人権侵害の状況などが次々と赤裸々に語られた。中には鳩山本部長らに涙ぐみながら語る女性もおり、政治レベルでの対応の必要性が改めて訴えられた。鳩山本部長と中川事務総長は、こうした訴えに熱心に耳を傾け、対策本部としても法案成立に向け今後も全力を挙げていくことを強調しつつ、脱北者の人権問題に関して与党も野党もないなどとし、与党側の今後の対応などについても意見交換を行った。

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