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2004/09/02
岡田代表、米軍ヘリ墜落事故で沖縄視察
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 民主党の岡田克也代表は2日沖縄入りし、8月13日に発生した沖縄国際大学構内への米軍大型ヘリコプター墜落事故について事故現場を視察するとともに、稲嶺惠一県知事と会談した。岡田代表は、稲嶺知事に事故についてお悔やみを伝えるとともに、人口密集地域で「人命が失われず、あの程度の被害で済んだのは奇跡に近いと実感した」と率直な感想を語った。
 
 民主党は、今回の事故の重要性を踏まえ、8月17日および18日の2日間、大畠章宏沖縄北方調査会長を団長とする沖縄米軍ヘリ墜落事故現地調査団をすぐさまに派遣し、18日には岡田代表名でアメリカ合衆国ベーカー特命全権大使、川口外務大臣、石破防衛庁長官、それぞれに対して申し入れを行った。また、調査団の報告を外務・防衛合同部門会議などで検討した結果、疑問点がさらに深まったことから、8月30日および31日の日程で、再度、仙谷由人政調会長を団長とする沖縄現地調査団を派遣した。

 これまでの党による調査・検討を踏まえて沖縄入りした岡田代表は、(1)事故原因の徹底究明、(2)地位協定の改定、(3)普天間の国外移転、が必要であることを明確にし、沖縄県側となるべく協力して政府にこれらを要求していく旨、表明した。

 岡田代表はこのほか、「ひめゆりの塔」および「平和の礎」を訪れ、沖縄県民のくぐってきた苦難と平和への希求に思いを致した。代表一行として、斎藤勁沖縄基地問題PT座長代理、武正公一同PT事務局長、伴野豊衆議院議員、若井康彦衆議院議員が同行し、喜納昌吉参議院議員が現地で加わった。

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