民主党は13日午前、臨時党大会本会議に先立ち、両院議員総会・懇談会を開いた。
総会冒頭、岡田克也代表が挨拶に立ち、「大会本会議で正式にご議論いただく党役員人事、党規約改正案について議論していただきたい。活発な議論を」と述べるとともに、両院議員総会長に田名部匡省議員、総会長代理に古賀一成議員を推薦。拍手でもって了承された。
選出された田名部総会長、古賀総会長代理の議事進行で行われた懇談会では、藤井裕久幹事長から「新代表が代表選出馬に際して発表した民主党改革の方向性に基づき改正を行うもの」として党規約改正案が提案された。改正案の柱は(1)政権戦略委員会を設置する(2)常任幹事会議長を新たに置く(3)両院議員総会の招集要件を緩和する(4)ブロック協議会を必置化する(5)政治スクールを設置する――の5つ。全会一致で採択された。
続いて岡田代表から大会本会議で提案する役員人事案について報告があり、党の主要役員、『次の内閣』閣僚が読み上げられた。
また、懇談会終了後に代議士会が行われ、代議士会長に玉置一弥議員、代議士会長代理に小平忠正議員が選任された。
|