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2004/09/13
【臨時党大会】岡田代表再選、政権交代へ熱い決意固める
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 民主党は13日、党の代表を選出する臨時党大会を東京都内で開催し、岡田克也氏が引き続き代表に選出された。また大会では、政権奪取に向け党の体制を強化する観点から、政権戦略委員会や常任幹事会議長の設置を含む党規約の改正を行うとともに、岡田新代表を先頭とした新たな役員体制を確立した。

 大会本会議は、笠浩史、藤田一枝のフレッシュな両衆議院議員が議長を務め、まず細川律夫・大会実行委員長が「政権交代に王手をかける大政治決戦の勝利に向けた力強い大会に」と挨拶。続いて、藤井裕久幹事長が党規約改正案を提案した。

 改正案は、(1)政権戦略委員会の設置(2)常任幹事会議長の新設(3)両院議員総会の招集案件緩和(4)ブロック協議会の必置化(5)政治スクールの設置、の5つを骨子としたもの。提案を受けて若干の質疑が行われ、満場の拍手で承認された。

 次に、7月の参議院選挙で当選した新人議員32名(推薦、支援を含む)が紹介され、代表して大分県選出の足立信也議員が「新人議員の頑張りが政権交代実現への試金石だと思って奮闘する」と力強く決意表明。会場から熱い声援を受けた。

 続いて、中央代表選挙管理委員会の細川委員長が代表選挙の経過を報告し、代表選挙規則に則って、唯一の立候補者である岡田氏の代表選出を提案。満場の拍手で承認された。

 就任演説に立った岡田新代表は、「2年間で民主党を日本の政治を担う国民政党に育て上げ、次の総選挙で政権交代を実現することが私の唯一最大の使命」とし、そのために実行すべき課題として、国民から信頼される政党への自己改革、より具体的で骨太な政策の形成、次期総選挙・参院選に勝利する態勢づくり、の3つを提起。その上で、「政権交代と国民の立場に立った政治の実現という目標を全員が共有し、いまこそ心を一つにすべきとき」と力強く呼びかけた。

 続いて、岡田新代表が党役員、『次の内閣』閣僚人事を発表し、全体の拍手で承認。最後に代表の音頭で参加者全員がガンバローを三唱して大会を締めくくった。

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