埼玉県さいたま市内において19日、民主党北関東ブロックの「党員・サポーター集会」が500名の参加のもと開催された。
冒頭、細川律夫埼玉県連代表が「再選された岡田克也代表を迎え、ここ埼玉を皮切りに、この企画がスタートすることは意義深い」と挨拶。続いて岡田代表より「民主党の最大の課題は政権交代である。そのためには3つの改革、すなわち党改革、政策、選挙を実現し、民主党を日本の政治を担う国民政党に育て上げ、次の総選挙で政権交代することこそ唯一の使命である。そのためには、全員野球で、この2年間、歴史に残る大事業をやっていくんだという決意のもとで進んでいく」と熱っぽく力強く呼びかけた。
質疑応答では9名の参加者から、地方組織の実情を踏まえた意見が出された。年金問題、党改革につながる自治体議員の拡大、国会議員の定年制や世襲制、政治スクールの内容、子育て支援、農業後継者問題、安全保障問題と多岐にわたった質問に対して岡田代表は、ひとつひとつ丁寧に答弁した。
集会後、岡田代表は参加者一人ひとりと握手を交わし、民主党の今後の躍進を誓い合った。
集会に先立ち岡田代表は、細川県連代表、山根隆治参院議員、武正公一衆院議員らとともに、さいたま市内のグループホーム「うれし家 たのし家」を訪問。痴呆性高齢者とスタッフが共同生活する中での介護のあり方、福祉活動と国の政策などについて、現場を支えるスタッフと直接意見を交換した。
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