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2004/09/21
「多国籍軍参加の是非を改めて議論すべき」岡田代表
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 民主党の岡田克也代表は21日、定例の記者会見を開き、小泉首相が外遊先でイラクへの自衛隊派遣を1年延長する考えを示していることなどに触れ、「国民の目に見えるところで議論することが大事だ」とクギを刺し、国会を直ちに召集すべきことを改めて強調した。

 岡田代表は首相の自衛隊派遣延長論について、まず「派遣に反対する立場に変わりはない」と言明。さらに、政府・与党が多国籍軍参加をめぐる議論を参議院選挙を口実にネグレクトしてきたことを指摘して、「あらためて(参加の是非を)しっかり議論すべきだ。単純に1年たったから延長するという話にはならない」と述べた。

 また、小泉首相が21日に行う予定の国連演説について、「テロや大量破壊兵器の脅威の中で、国連が安全保障上のいかなる役割を果たすべきか。国連での合意のない先制攻撃を許すのか。ぜひ語ってほしい」と注文。演説で日本の常任理事国入りを求める予定であることについては、「賛成だ」と述べた。

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