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2004/09/24
川端幹事長、古賀議員問題で国民にお詫び
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 民主党の川端達夫幹事長は24日、定例の記者会見を開き、同日正午すぎに元民主党所属の古賀潤一郎衆議院議員が辞職願を提出したことに触れ、民主党は経歴詐称の疑義が生じた時点で説明責任を果たすよう求めたが行われなかったため、除籍処分とした経緯を説明。「(説明責任を果たしえない以上、)辞職は当然のことと受け止めている」と語った。また、公認候補として擁立した立場としては「大変遺憾であると同時に、こうした事態を招いた責任を党として自覚し、国民のみなさんにお詫びする」と語った。

 北朝鮮の弾道ミサイル「ノドン」の基地周辺で軍の動きが活発化している点については「(発射準備報道が)万一事実であれば、日朝平壌共同宣言に明確に違反することであり、6カ国協議を台無しにすることだ」と述べ、北朝鮮に充分な説明を求めるべきとの考えを示した。また、この動きについて細田官房長官が24日午前の記者会見で「演習的なものではないか」と語ったことを取り上げ、「予断をもって政府要人が発言するのは適切ではない」と批判。情報収集・分析に全力を上げるとともに、国民に適切な説明を行うよう求めた。

 川端幹事長は、小泉首相の再訪朝後、一向に進展しない拉致問題についても苦言を呈し、「真実を質すため、強い決意で臨んでほしい」との考えを示し、北朝鮮の対応によっては改正外為法や特定船舶入港禁止法の適応も視野に入れながら、毅然とした態度で協議に臨むべきと指摘した。

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