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2004/10/04
岡田代表、川辺川ダム建設予定地などを精力的に視察
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 岡田克也代表は4日、八代市を皮切りに川辺川ダム建設予定地など、熊本・鹿児島両県の各地を精力的に視察して回った。

 熊本県での視察には、松野頼久、松野信夫両衆議院議員らが同行。八代市では、市長を表敬訪問した後に市長とともに八代港へ向かい、港湾施設を視察。続いてヤマハ熊本プロダクツを訪問し、工場関係者の案内で船外機の生産現場を丹念に見て回った。

 一行はその後、相良村へ向かい、川辺川ダムの建設予定地を視察。岡田代表は建設予定地を見渡しながら、国土交通省の担当者と市民団体の代表者からそれぞれ説明を受けた。岡田代表らはさらに五木村を訪問し、五木村長ら役場関係者とも会談。岡田代表はこの中で、「これまでの様々な経緯は分かるが、民主党としては川辺川ダムをつくる必要はないと考えている。いったん決定した公共事業は止まらず、役所は間違いを決して認めようとしないことの典型だ。国会の中でよく議論し、良い結論を出したい」と述べるとともに、「(ダム建設中止への)流れはできつつあると思う」として、政府に対して政策転換を決断するよう求める考えを示した。さらに人吉市では、川辺川ダム建設問題に関わる様々な市民団体の代表者らとも会談。岡田代表は、政府に対して政策変更を迫るとの決意を改めて表明し、国会でもしっかり議論していくことを約束した。

 岡田代表はさらに鹿児島県国分市に向かい、京セラ鹿児島国分工場を視察。ファインセラミックスの製造工程などについて詳細な説明を受けながら、最先端の技術を駆使した工場内を回り様々な質問を投げかけていた。鹿児島県での視察には、川内博史衆議院議員らが同行した。また岡田代表らは、八代市と人吉市で地元の経済関係者とも懇談し、地方経済の現状などについて意見交換を行った。

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