民主党の岡田克也代表は12日の定例記者会見で、当日行われた小泉首相の所信表明について、「言葉はちりばめられているが、胸を打つものがない。首相になり、最初の所信表明の時の熱狂が嘘のような静けさだった。あまりにも拍手が少なかった」と感想を述べ、明日の代表質問で、具体的に2年間で何を為そうというのか「論点を絞って質問」することを明らかにした。
また、代表再選以降、各地を回っていることについて「現場には現場の知恵がある。苦労されている人の話を聞くと、ヒントがここにあると思う。国会開会中も精力的に回って現場の声を聞きたい」と今後も現場を回ることを明らかにした。
さらに記者の質問に答えて、日本歯科医師連盟からの1億円献金事件で起訴された村岡元官房長官の証人喚問に関して「自民党は正式に拒否できるわけはない」とし、自民党の一部にある村岡元官房長官の証人喚問拒否の動きを牽制した。
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