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2004/10/15
鳩山ネクスト外務大臣、サーレハ・イラク副首相と懇談
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 民主党の鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト外務大臣は15日夜、イラク復興支援国会合出席のため来日中のイラク暫定政府のサーレハ副首相と東京都内で懇談した。

 鳩山ネクスト外務大臣は、13日の『次の内閣』閣議で了承された「当面の民主党イラク復興支援策〜「民」との連携をめざして」の文書をサーレハ副首相に手渡し、各項目について説明。サーレハ副首相は「さらに熟読したい」と述べるとともに高い評価と感謝の意を示し、「民主党がイラク復興に尽力してくれていることがよくわかった」と語った。

 サーレハ副首相はまた、テロ撲滅と民主主義国家の樹立には来年1月の国民議会選挙が重要との認識を繰り返し示し、「国際社会の知恵を借りながら、自由な選挙を行いたい」と述べ、日本の選挙へのかかわりを求めた。同時に「アメリカのイラクをつくるためではなく、イラクの独立を真に助けるために働いてほしい」と語った。

 さらにサーレハ副首相は「これからイラクを民主的な国家にしたい」と熱意を語
り、国際社会のサポートを重ねて要請。これに対して鳩山ネクスト外務大臣は「日本もサダム・フセインの専制を憎むものであるが、日本が戦争を行うという選択は憲法上許されていない。またテロがテロを呼ぶ憎しみの連鎖を恐れている」との認識を示しつつ、国連主導の平和的統治の実現に向けて行動してきた民主党の姿勢とイラク戦争反対を表明してきた民主党の立場を説明。その上で鳩山ネクスト外務大臣は「イラク復興支援に関しては与党も野党もない」と語り、復興支援に全面協力するとの立場を明らかにした。

 懇談には末松義則イラク問題等プロジェクトチーム事務局長、中川正春、首藤信彦、中野譲各衆議院議員、榛葉賀津也参議院議員が同席した。

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