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2004/10/19
政治とカネの問題で、総理は責任ある対応を 岡田代表が記者会見で
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 岡田克也代表は19日、党本部で定例記者会見を行い、昨日より始まった衆議院予算委員会の質疑や12月に開催されることが決まった党定期大会についてコメントした。

 岡田代表はまず予算委員会の質疑全般について、「政治とカネの問題をはじめ、諸課題について民主党はメリハリのある質疑を行っている」と述べるとともに、「総理の答弁は、ちぐはぐで相変わらずだが、そういったいい加減さがテレビを通じて国民にも伝わっているのではないか」と述べ、小泉首相のいい加減な答弁ぶりを改めて批判した。

 また政治とカネの問題についても、「本質的な問題は迂回献金の問題で、リクルート事件を上回る党ぐるみの問題だと申し上げてきた」と述べるとともに、「今回の疑惑は、自由民主党が組織を通じてマネーロンダリングをやってきたという、前代未聞の問題だ」と厳しく指摘。「この問題は党としても独自の調査をかみ合わせながら追及し、総理に責任ある対応を求めたい」とし、「政治が国民から信頼されるために最低限のことを総理は自ら調査をして、その結果をきちんと国民に説明する必要がある」と述べて、今後もこの一連の疑惑を厳しく追及し続ける意向を示した。

 また岡田代表は、民主党の2005年度定期大会を今年12月に福岡市で開催することを明らかにするとともに、今回の大会を、来年春に予定されている福岡2区の補欠選挙を「必ずとるという決意を固める場にしたい」と述べた。

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