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2004/10/23
円ネクスト防災担当相、台風23号の岡山県の被災状況を視察
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 円より子ネクスト防災担当相は23日、台風23号で大きな被害を受けた岡山県倉敷市、玉野市の現場を視察し、市長などから説明を受けるともに、民主党としても救援、復旧対策に全力を上げることを約束した。

 円ネクスト防災担当相は視察を通じて、「台風16号の影響で通行不能となった国道をようやく復旧したにもかかわらず、また通行できなくなったり、土砂崩れが繰り返されたり、自治体財政は大変な状況に追い込まれている」と指摘。補助金や交付金が削減される懸念がある三位一体改革が自治体の不安を一層増幅させているとも分析し、その解消に向け災害復旧・復興支援のための補正予算案編成を政府に強く求めていく考えを示した。

 また、各地での避難勧告の遅れや避難通知自体が暴風雨に阻まれ聞き取ることができなかった実態も視察を通じて明らかになり、避難勧告のタイミングと通達方法の改善の必要性が浮き彫りになった。さらに、危機管理意識の周知徹底に向けた市民を巻き込んでのハザードマップの作成、山の保水能力を高めるための針葉樹林から広葉樹林への治山事業の転換等を手がける必要性も円ネクスト防災担当相は指摘した。

 視察には地元の江田五月参院議員、津村啓介衆院議員、草苅隆幸県議も同行した。

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