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2004/10/25
新潟県中越地震災害対策本部、現状に即した支援に向け議論
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 民主党は25日午前、岡田克也代表が新潟県入りし、大型地震の被害状況の把握に当たるとともに、地震が発生した23日夜直ちに設置した民主党新潟県中越地震災害対策本部(川端達夫本部長)の会議を党本部で開催。被災者救援や復旧策等について協議した。

 会議冒頭、川端本部長は「亡くなられた多くの方々に心からのご冥福と、また大変な状況のなかで現在も耐えておいでの被災者のみなさんにお見舞いを申し上げ、我々としてできることに全力で取り組んでいきたい」と述べた。

 会議では地震発生時に東京電力柏崎刈羽原子力発電所視察等のために新潟県を訪れていた本部長代理の鳩山由紀夫ネクスト外務大臣から、24日に行った小千谷市、長岡市での発生直後の調査状況が報告された。報道以上に深刻な家屋・商店・ビル等の被害の実態、インフラ復旧のメドが立たないなかでの食料不足の窮状、国道17号線が遮断されているため山古志村はじめいくつかの集落が孤立している現状、救出作業・被害の実態把握が難航している様子等に鳩山本部長代理は言及。食料支援、NPO・ボランティアと連携した支援体制の確立、仮設トイレの設置等が急務だと指摘。また、数名の民主党議員が独自の判断でボランティア受け入れ体制整備や食料支援を開始したことを報告した。

 また、新潟県選出の渡辺秀央参議院議員は日々、寒さが増す中での毛布等の支援物資の必要性を指摘した。

 内閣府から現在の支援状況の報告を受けるとともに、会議での議論を踏まえて現状に即した支援の拡充を要請。また、民主党として募金やボランティア活動を早急に開始することを決定した。

 会議には副本部長の仙谷由人政調会長、輿石東参議院幹事長、事務局長の円より子ネクスト防災担当相、事務局次長の松原仁ネクスト防災担当副相、中山義活国民運動委員長、島聡役員室長代理、委員の渡辺秀央参議院議員、津村啓介衆議院議員が出席した。

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