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民主党は２８日、「イラク日本人人質事件緊急対策本部」会議を国会内で開き、イラクで武装組織に拘束された香田証生さんの早期救出に向け、党としての対応策を検討した。
会議の冒頭、本部長の岡田克也代表は、「政党としてできることは限られているかもしれないが、考えられる手立てを講じていく」と表明し、出席した議員に協力を要請。続いて外務省から、事件への対応と調査状況などの説明を聴取した。
会議では、救出への対応策のひとつとして、香田さんを拘束している武装組織に向け、民主党としての考えを伝えていくことも解放に繋がるとの意見が出され、インターネット等を通じて発信していくこととした。また、鳩山由紀夫本部長代行（『次の内閣』ネクスト外務大臣）、前原誠司事務局長（同ネクスト防衛庁長官）、藤田幸久事務局長次長（党国際局長）、末松義則イラク問題等プロジェクトチーム事務局長がイラク大使館を訪問することを決定。人質解放に向け協力を要請することとした。
会議には副本部長の川端達夫幹事長、仙谷由人政調会長、輿石東参議院幹事長、事務局次長の平野博文幹事長代理、北橋健治役員室長、藤田幸久国際局長、島聰役員室長代理、委員の武正公一ネクスト外務総括副大臣、松本剛明ネクスト防衛庁副長官、末松義規衆議院イラク特委員会筆頭理事、榛葉賀津也参議院外交防衛委員会理事が出席した。
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