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2004/10/31
犯人グループのやり方に強い怒りを感じる 緊急会見で岡田代表
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 民主党は31日午前、イラクで人質となっていた香田証生さんが殺害されたとの報を受け、国会内で「イラク日本人人質事件緊急対策本部」(岡田克也本部長)の会議を緊急に開催した。会議後、民主党は党声明「香田証生さんの死を悼む」を発表するとともに、岡田代表が国会内で記者会見を行った。

 岡田代表は冒頭、今回の事件に関して「大変痛ましいことで、香田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、ご家族、関係者の皆さんに心よりお悔やみを申し上げたい」「こういったかたちで人質をとり、そして殺害するという犯人グループのやり方に対して、強い怒りを感じている」と述べた。

 また岡田代表は、「民主党として、できることはやらせていただいたつもりだが、これからも同じ事件が繰り返されることのないように、党としてしっかり対応したい」と述べるとともに、12月14日に期限を迎える自衛隊派遣の「延長を行わないように、今後国会の中でしっかり議論をして、自衛隊の撤退を党として強く求めていく」ことを表明した。

 さらに、明日行われる委員会質疑で政府の姿勢をしっかり質すとともに、本会議で政府より責任ある説明・質疑を求め、予算委員会の開催も要求する意向を明らかにした。政府の対応が二転三転したことについても、「きわめて問題のある対応だった」とし、「基本的な情報収集態勢が整っていないことを露呈した」と厳しく批判した。

関連URL
  党声明「香田証生さんの死を悼む」
 http://www.dpj.or.jp/news/200410/20041031_01seimei.html
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