民主党『次の内閣』は10日、国会内で閣議を開催した。
閣議では、鳩山由紀夫ネクスト外務大臣より、「イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法を廃止する法律案」(イラク特措法廃止法案:民主党議員立法)について中間報告が行われ、基本方向を了承するとともに、今後の取り扱いは、外務・防衛部門会議での確認を経た上で、野党協議や提出のタイミングなどについて幹事長・国会対策委員長に一任することが了承された。
また、「特定障害者に対する特別障害給付金の支給に関する法律案」(与党提出)については修正を加えた上で賛成、これまで民主党が提出し続けてきた「犯罪被害者等基本法案」(超党派議員立法)についても、民主党の修正要求を与党側がほとんど受け入れたことをを受けて賛成、などの法案審査や報告などを行った。
閣議後の記者会見で仙谷由人政策調査会長(ネクスト官房長官)は、閣議の前に行われた党首討論で小泉首相が、イラク特措法における非戦闘地域の定義を全く説明できず、「自衛隊の行っている地域が非戦闘地域」と本末転倒の発言をしたのは大問題だ、と鳩山ネクスト外務大臣より厳しい指摘があったことを紹介した。
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