民主党は12日、「平成16年に被災した自動車に係る自動車重量税の還付の特例に関する法律案」(民主党議員立法)を参議院議長宛に提出した。この法律案は、今年、全国各地で多発した風水害や震災等の災害により被災し、使用の廃止を余儀なくされた自動車について、自動車重量税の還付の特例を定めたもの。
法案提出後に国会内で記者会見した津田弥太郎参議院議員は、民主党が既に衆議院に提出している「被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案」(民主党議員立法)が被災者支援の柱であり、「それを補完するかたちで提出した」と述べ、被災者を「ほんの一部かもしれないが、支援することができる」と指摘。新潟の水害など各地で被災者の皆さんの声を聞く中で、何とか救済できないかとして党内で検討し、提出に至った経緯などを説明した。
なお会見には、同じく法案の発議者である池口修次、平野達男両参議院議員も同席した。
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