トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/11/14
クマと生息域に関するワーキング・チーム、富山県のクマ被害を視察
記事を印刷する



 「クマと生息域に関するワーキング・チーム(WT)」は14日、クマによる被害状況を確認するため富山県内を視察した。視察には、佐藤謙一郎『次の内閣』ネクスト環境大臣、奥田建「クマと生息域に関するWT」座長、村井宗明同事務局長、広野ただし参議院議員らが参加した。

 今回の視察では、大山町月岡地区を中心として、実際に被害に遭った住民や地元猟友会との意見交換を行うとともに、農作物の被害状況、罠の設置状況などを確認した。また、動物の展示及び動植物についての調査研究と知識の普及を行っている富山市ファミリーパークを訪れ、山本茂行飼育課長と人間とクマの共生策についての意見交換を行うなど、富山市の取り組み、富山県自然保護課のクマ対策に関する状況等を確認した。

 同WTではこれまで、環境省、林野庁からの説明聴取をはじめ、米田一彦・日本ツキノワグマ研究所理事長、青井俊樹・岩手大学教授ら専門家の意見を参考にしながら、クマによる被害を様々な角度から検討してきた。今後は、今回の視察を踏まえて、年内にクマの被害に関する中間報告をまとめたいとしている。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.