岡田克也代表らは18日、都内で全国知事会の5人の知事と懇談し、いわゆる「三位一体改革」について意見交換を行った。民主党からは岡田代表、川端達夫幹事長、仙谷由人政策調査会長、五十嵐文彦『次の内閣』ネクスト総務大臣、北橋健治役員室長、樽床伸二団体交流委員長が出席。全国知事会からは、梶原拓岐阜県知事、増田寛也岩手県知事、國松善次滋賀県知事、片山善博鳥取県知事、堂本暁子千葉県知事が出席した。
民主党側は、昨日の『次の内閣』閣議で確認された「分権改革の基本方針について」の内容を説明し、いわゆる地方6団体案を、「真の分権改革を推進し、地域主権を実現するための第一歩として尊重する」などの意向が示された。
知事会側からは、民主党のこうした方針決定に対し、「大変有り難い」との意向が示される一方、いわゆる「三位一体改革」をめぐる政府・与党の迷走ぶりについては、政府に一体性がないことは情けない限りだ、などの厳しい意見が相次ぎ、分権の問題をとれば民主党政権の方がいい、との意見も出るなど、活発な意見交換が行われた。
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