トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2004/11/20
岡田代表、富山県を訪問し、県経済関係者と懇談、工場を視察
記事を印刷する



 岡田克也代表は20日、富山県を訪問し、県経済関係者との懇談を行う一方、新湊市の工場も視察。精力的に日程をこなした。

 この日、岡田代表らはまず、富山市内で県経済関係者と懇談。冒頭の挨拶で岡田代表は、中央で景気回復が言われていても、地方にその実感がない状況に懸念を示すとともに、自立型地域経済の確立の観点から分権改革の重要性にも言及し、地域経済の現状・将来について率直な意見交換を要望した。地元経済関係者側からは、政権交代について切実な期待感が表明され、地域の声を十分に斟酌して欲しい旨の挨拶があった。

 岡田代表一行は次に、新湊市にあるSTプロダクツ(株)新湊マテリアル工場を視察。工場関係者の説明を受けながら、自動化された最新鋭の設備でアルミニウム形材やマグネシウム合金薄肉板材を生産している工場内を見て回った。機械で押し出して精度の高い製品が出てくる過程には岡田代表らも驚いた様子で、いくつも質問を投げかけていた。

 富山県での日程を終えた岡田代表は記者団に、経済関係者との懇談については、「非常に有益だったし、私自身が気づかなかった新しい話がかなり含まれていた」とした上で、問題の根本解決のカギは「分権だ」と指摘し、権限と財源を地方に移し、「地方がそれぞれの判断と責任で行動していく、そういう地域づくりが必要だということは、概ね一致できたのではないか」と述べた。

 富山県での懇談・視察には、村井宗明県連代表(衆議院議員)、広野ただし、浅尾慶一郎両参議院議員、西尾政英富山県第2区総支部長らが同席・同行した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.