与野党の国会対策委員長会談が、25日、国会内で開かれ、橋本元首相の証人喚問、政倫審での発言、イラク特措法廃止法案、被災者生活再建支援法改正案を巡り協議。与党側は、野党の要求を拒否した。
会談後、記者会見した鉢呂吉雄民主党国対委員長は、「証人喚問を強く求めたが、与党側は拒否した。イラク特措法廃止法案に関しても採決を強く求めた。自民党は自衛隊が活動している中で、採決するべきではないとして、また、公明党は政府の説明責任が大切と決裂した。被災者生活再建支援法改正では、与党は補正予算、予備費で対応しているとして、応じなかった。本当に被災者のことを考えているのか」と強く批判した。
また、会談では衆議院に拉致問題特別委員会の設置で合意、30日の衆議院本会議で設置が正式に決定される。
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