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2004/12/02
公務員制度改革で一致 国際自由労連会長が党を表敬訪問
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 ファクソン・シャメンダICFTU(国際自由労連)会長らが2日、党本部に岡田克也代表を訪ね、宮崎でのICFTU世界大会の開催と公務員制度改革への支援要請のために会談、意見交換した。会談は「次回はぜひ首相官邸で岡田首相にお会いしていただきたい」(川端達夫幹事長)との友好的な雰囲気の中で行われた。

 シャメンダ会長は、宮崎でのICFTU世界大会について、「初めて日本がホスト国となる大変意義のある大会。世界の労働組合の代表が一同に会する。モデル国として日本を見ている。何かを学んで帰ることが期待されている」として、民主党への協力を要請。これに対して、池口修次党労働局長が開会式と閉会式に参加することが報告された。また、公務員制度改革についてシャメンダ会長は、「未解決の問題があることは大変恥ずべきことである」として、公務員が国際的基準、同じ権利を勝ち取れるよう協力を要請した。

 この要請に川端幹事長は、「国際社会の一員、リーダーであるべき日本がこのような姿であることは大変残念。皆さんのバックアップをいただきながら、我々も頑張っていく」と答えた。また会談の最後に岡田代表は、「労働基本権の獲得のために努力する。公約でうたっているので、我々が政権を獲れば直ちに実現する。会長に敬意を表する。この問題だけなく、意見交換させていただきたい」と述べた。

 会談には、シャメンダ会長のほか、ITF(国際運輸労連)のデビット・コックロフト書記長、PSI(国際公務労連)の人見一夫副会長らも同席。民主党からは岡田代表、川端幹事長のほか、樽床伸二団体交流委員長、池口修次労働局長が同席した。

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