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2004/12/03
活発な論戦も、総理に説明責任果たす意欲なし 岡田代表が記者団に
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 岡田克也代表は3日、臨時国会閉会を受けて党本部で記者団の質問に答え、「国会の中で活発な論戦は行われたと思うが、総理に全く説明責任を果たそうという意欲がなかったので、結果的にはきわめて満足のいかない、国民から見て納得のできない、そういう結果になったと思う」と今国会を総括した。

 さらに岡田代表は、「幾つかの法案が通ったが、イラクの問題、政治とカネの問題、被災者支援の問題、そういった問題については残念ながら前進はなかった」とし、「それはしかし、小泉総理がきちんと説明責任を果たそう、あるいは被災者の皆さんの立場に立って法律改正をしようという意欲がなければ、いくらわれわれが議論を仕掛けても、前には進まないわけで、その責任の大半は総理にある」と小泉首相の姿勢を厳しく批判した。

 また、「政権交代可能な二大政党の時代」であることを踏まえ、「なるべく国民の皆さんに分かりやすい豊かな議論をしようと心がけてきた」と岡田代表の討論に臨む姿勢を改めて明らかにしつつ、「総理に全く説明責任を果たそうという姿勢がない中で、これで果たしていいのか、と私自身も自問自答している」と述べた。

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