川端達夫幹事長は17日、党本部で定例記者会見を行い、今月19日から20日に民主党2005年度定期大会が福岡市で開催されることに関してコメント。「われわれは、次期衆議院選挙で政権を勝ち取ることを最大の目標にして活動を進めている」とした上で、来年を「政権交代実現に向けた最重要の1年」と位置づけ、「万全の態勢で1年間がんばり抜きたい」との決意を改めて明らかにするとともに、今回の定期大会を、来年に向けて「大きく飛躍をする」大会にしていく、と述べた。また同時に、来年4月に福岡2区で行われる予定の衆議院議員補欠選挙(民主党は既に平田正源さんを公認)の「勝利に向けてのスタートにしたい」との強い決意も披露した。
川端幹事長はさらに、先日、村岡元官房長官の公判が開かれた1億円ヤミ献金事件についても言及。「改めて橋本元総理を含めた事件関係者の証人喚問を」と述べた上で、「国民の信頼回復という意味で、真相究明に最大限取り組んで参りたい」との決意を改めて述べた。
また、横田めぐみさんとされた遺骨が偽物であった件についても改めてコメント。北朝鮮側の対応を「不誠実で欺瞞に満ちた」ものと激しく批判し、期限を区切った再回答を北朝鮮側に要求し、納得が得られなければ段階的に経済制裁を科していくべき、などとした党拉致問題対策本部の決議の内容を改めて説明した。
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